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琳琳ねえ、オープンソースって無料で配布されてるのに、どうやってビジネスとして成り立ってるのかしら？普通、ソフトウェアって買うものじゃない？
あさとうん、いい質問だね。一言で言えば製造業とサービス業の違いなんだ。昔ながらのソフトウェア企業は、ソフトウェアを「製品」として製造し、それをライセンスやパッケージとして販売している。これはまさに製造業だよね。一方、オープンソースは、ソフトウェアそのものは無料で、企業はそのソフトウェアをベースにして、カスタマイズ、サポート、ホスティングなどのサービスを提供して対価を稼ぐんだよ。つまりサービス業なんだ。
琳琳その説明、分かりやすい。
あさとうちが使っているDrupalもオープンソースで、うちの会社はそれをカスタマイズしたり、メンテナンスしたり、専用のホスティングサービスを提供しているんだ。ソフトウェア自体は無料でも、周辺サービスでしっかりとビジネスが成立している。これが持続可能なビジネスモデルなんだよ。
琳琳なるほど。
あさとロン、「オープンソース」の説明してくれますか。
ロンワンワン！「オープンソース」とは、ソフトウェアのソースコードを公開して、誰でも自由に利用、変更、再配布できるライセンス形態です。世界中の開発者が改良や機能追加に貢献できるのが特徴なんですよ。
例えば、DrupalはオープンソースのCMSなので、誰でもソースコードを閲覧してカスタマイズできるんです。オープンソースの主なメリットは次の通りです：
- 自由なカスタマイズ：開発者が自分のニーズに合わせてソフトウェアを変更できる点です。
- コミュニティの支援：世界中の開発者が質問に答えたり、バグを修正したりしてくれるんですよ。
- コスト削減：ライセンス料がかからないので、初期コストを抑えられます。
- セキュリティの透明性：公開されたコードを多くの人がチェックするので、脆弱性の早期発見につながります。
あさとさらに、オープンソースは最新のAI技術とも相性がいいんだ。
琳琳それってどういうこと？
あさと例えば、Drupalのソースコードが公開されているから、ChatGPTみたいなAIもそのコードを理解して、カスタマイズや機能追加のアドバイスができるんだ。具体的な質問をすれば、欲しい機能の提案や、モジュールの下書きまで作成してくれることもあるんだよ。
琳琳それって、開発者がわざわざ最初からコードを書く必要がなくなるってことね。AIが手助けしてくれるなら、より効率的に進められるわけね。それはすごく強力ね！
ロンワンワン！その通りです！オープンソースのメリットは、無料で使えるだけじゃなくて、AIを使ってさらに効率的に開発が進むことなんですよ。新しい技術と組み合わせることで、もっと便利で強力なツールになるんです！